飛び込みの日本選手権は1日、宇都宮市の日環アリーナ栃木で開幕し、男子シンクロ板飛び込みは寺内健、坂井丞組が393.45点で、8度目の日本一に輝いた。五輪6大会出場の43歳、寺内は現役最後の試合を優勝で飾った。

 今大会は世界選手権(来年2月・ドーハ)代表選考会を兼ねる。女子3メートル板飛び込みは三上紗也可が341.65点で5度目の優勝を果たし、榎本遼香が339.60点で2位。ともに世界選手権代表入りが有力となった。馬淵優佳は3位だった。

 公開競技の女子シンクロ板飛び込みは馬淵、榎本組が259.80点でトップだったが、世界選手権代表の選考基準を満たせなかった。